パヤノが弱いのではなく井上が強すぎる理由(WBSSバンタム級トーナメント1回戦)
目次
2018.10.7(横浜アリーナ)
WBSSバンタム級トーナメント1回戦
WBA世界同級タイトルマッチ
(王者)井上尚弥 vs (同級4位)フアンカルロス・パヤノ
井上尚弥の世界戦視聴率 瞬間最高は12.6% (平均8.4%)、前週のRIZIN 堀口vs天心の視聴率が瞬間最高は9.6%(平均6.6%)なので尚弥一人で持って行ってしまいました。
試合内容
1R開始70秒。
井上は、この試合で初めて放った2発のパンチで、元WBA世界バンタム級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノをKOしてしまった。
試合を観ていてサウスポーのパヤノのフットワークは悪くなかった。
パヤノは右にサークリングして距離をはかる。
井上もその動きにあわせて距離をはかる。
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パヤノの軽い右ジャブにあわせて、井上は角度を変えた強烈な左ジャブ。
体制を崩したパヤノに右ストレートがどんぴしゃのタイミングで顎をとらえる。
パヤノはこのパンチが全く見えていない。
両足揃えてそのままマットに倒れ、これで試合終了。
いろいろなスポーツ誌で元世界王者たちがコメントをしていると思いますが、井上尚弥が凄すぎて言いようがない・・・。
高速のスピードで相手の射程圏内にはいるステップイン。
正確性と破壊力を兼ね揃えたジャブとストレート。
結局、どんなテクニカルの解説をしても、井上尚弥じゃなければあの攻撃はできないですから。
試合後のコメント(井上尚弥)
「最高ですね。(KOの場面は)手応えもすごく拳から伝わってきて、相手の倒れ方もかなり効いているなと。この一撃で終わったと思いました。WBSS初戦を最高の形でスタートがきれたと思う。」
試合後のコメント(フアンカルロス・パヤノ)
「井上は強い。見ての通り。油断していたわけではないが、パンチが入ってしまったし、全く見えてなかった。」
WBSSバンタム級トーナメントの日程
この先のWBSSも見逃せません!
10/13(土)日本時間18:00~ ロシア・エカテリンブルグ
ゾラニ・テテ(南ア)vs ミーシャ アロイアン(露)
WBSS準々決勝/WBO世界バンタム級タイトルマッチ
WBO世界バンタム級王者のテテがWBSS一回戦に登場。
10/21(日)日本時間8:00~ 米国フロリダ州オーランド,CFEアリーナ
エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)vs ジェイソン・モロニー(オーストラリア)
WBSS準々決勝/IBF世界バンタム級タイトルマッチ
IBF王者のエマニュエル・ロドリゲスがジェイソン・モロニーを迎え撃つ。
11/4(土)日本時間3:00~ 英国グラスゴー
ライアン・バーネット(英) VS ノニト・ドネア(比)
WBSS準々決勝/WBA世界バンタム級タイトルマッチ
WBA世界バンタム級王者のバーネットと世界5階級制覇をしたドネアの対決。