【記者会見から読み解く】那須川天心vsメイ・ウェザーの試合内容!


(写真©RIZIN.14)

今回の試合で多くの人が気になるのがメイウェザーのファイトマネーと那須川天心との試合のルール。
今回は試合のルールについて11/5の記者会見より考察してみたいと思います。

2人の比較

メイウェザー 那須川天心
体重 67.9kg(マクレガー戦)~69.8kg(Sウェルター) 57.15kg(フェザー)~58kg(RIZINでの堀口戦)
身長 173cm 165cm
リーチ 183cm 不明(推定165~170cm)
かまえ オーソドックス サウスポー


(写真©RIZIN.14)

5階級の違い

ボクシングの世界では2階級違うだけでも身体の大きさは一回り違います。そしてパンチのパワーもダメージも大きく違います。最近で言えば、フライ級までは無敗の怪物ロマゴンがS・フライに階級をあげると初の黒星、そしてKO負けまでしてしまいました。フライ級とS・フライ級の体重差はわずか約1.4kgですが、競技での体重の差は相手にとって脅威です。

今試合の場合、両者の階級差は5階級。昔のRIZINでも無差別級の試合は行われていますが、元相撲取りとMMA選手のヘビー級の試合とは違い、今回のような軽量級の那須川選手には大きなハンディになります。

そうなると「試合のルール」が鍵を握るのですが、これだけ体重差があると本来は試合は成立しないため、那須川選手の土俵であるキックルールでの試合が適正だと思います。しかし、相手がメイウェザーとなれば、その条件を飲むとは思えません。

完全なボクシングルールはRIZINにはJBC(日本ボクシングコミッション)のライセンスがないためできません。かりにできても、レベルが違いすぎて試合になりません。そうすると落としどころで基本はボクシングルールにローキックだけOK(ミドル、ハイキック、膝蹴り、まわし蹴り、裏拳、肘なし)こんなルールでしょうか。

そもそもこの試合を観たい層は

現在ルールは不確定ですが、ボクサーやキックボクサーに相撲をさせるようなぶっとんだルールにならない限り、やっぱり5階級の差は試合として成立しない可能性が高い。
現役ボクサーで例えるとロマゴンの対戦相手がロマチェンコやリナレスになるわけです。ボクシングファンなら実力者同士の試合でも階級の壁によりワンサイドになってしまう試合は何度も観ているはずです。こうなると名試合にはなりません。

1階級~2階級の違う相手と試合した過去のケース

  • カネロ・アルバレスvsアミール・カーン(階級上のカネロがKO)
  • ゴロフキンvsケル・ブリック(階級下のケルブリックにタオル投入)
  • ロマチェンコvsリゴンドウ(階級下のリゴンドウがギブアップ)
  • ロマゴンvsシーサケット(一階級あげたロマゴンがKO負け)

メイウェザーの意味深な発言

今回の記者会見でのメイウェザーは終始にこやかで、これまでの悪態をつくイメージがありません。推測するに、那須川天心を敵視しているのではなく子供のような扱いしている感じがします。那須川選手が「メイウェザーにパンチが当たる気がします」と発言すると、笑顔で拍手をおくっていました。


(写真©RIZIN.14)

そして、メイウェザーは会見の中で一度も試合と言う言葉を使わなかった。

新しいエンターティメントです。
素晴らしいショーにしたいと思う。

エンターティメントやショーと言う言葉しか使いませんでした。ここで気になるメイウェザーのファイトマネーと結びつくような気がします。彼のファイトマネーは過去2戦は100億円以上ですが、3Rのエキシビジョンのようなエンターティメント、ショーなら10億円でも動くのではないかと。

この感覚にRIZIN側とメイウェザーサイドの両者の相違がないことを祈りたい。

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